骨折り猫のくたびれ話②~手術・入院~
右前肢の骨折で入院したちくわ。
手術は別の病院なのでそちらで1泊します。
手術当日は、病院からの連絡が気になり常にソワソワしていましたが、無事手術が終わって向こうの病院に迎えに行きます、と院長先生から連絡をもらい、ようやくホッとしました😆
面会は翌日の日曜日から可能とのこと。
我々は引っ越し先のアパート探しで日・月に家を空ける予定だったので、面会は月曜夕方になってしまいます。
アパートの申し込みを済ませ、早い便の飛行機に変更できたのでダッシュで帰りました。
手術後のちくわと対面
ちくわは、入院室のケージの中で痛々しい姿で座っていましたが、骨が繋がったので痛みはあまりないだろうとのこと。
確かに狭いケージ内でウロウロ歩いてはいましたが、少し気が立っている様子。
ごはんを全然食べないとのことでした。
私たちがウェットフードを手からあげても食べず、周囲の様子を気にするばかり・・・。
入院は1週間の予定でしたが、このまま2~3日ごはんを食べないようなら、早めに退院した方がいいかも、とのお話でした。
翌日会いに行ったとき、部屋に入った瞬間は少し警戒して怒っていましたが、私だと気づくとものすごく喜んで、鼻をペロペロ舐めて甘えてきました。
ものすっごく可愛かった❗😆
カラーを外したらごはんを食べたとのことで、本当にホッとしました。
その後はごはんもしっかり食べ、病院スタッフにも少し心を開いたようで、予定通り約1週間の入院を終えました。
前肢骨折の手術内容
事前に聞いていた手術内容は、『尺骨を髄内ピンで元の形にして、橈骨をプレート固定する』というもの。
骨がくっつけばプレートやピンは外せるけど、プレートは外さないことが多いそうです。
ピンは、抜けてきて皮膚を突き破ることもあるので、術後1~2ヵ月で抜く場合が多いというお話でした。
退院の日、術後1週間経った骨の様子をレントゲンで確認。
とくに問題はなく、ピンはかなりきれいに骨の形に合わせてあるので、抜かずに入れたままにしても大丈夫かも、という事でした。
手術をしてくださった先生は、このピンが抜けないように処置するのが上手いらしく、抜かないことも多いのだとか。
本当にいい先生に手術して貰ってよかった❗
ちくわの場合、金属を取り除く時期がちょうど引っ越しと重なるため、取るなら向こうの病院に引き継ぐことになるので、取らなくて済むならその方がいいかも。
効果が2週間持続する抗生剤を打ってもらったので、内服薬もなく退院しました。
猫の骨折の手術・入院費
ここで清算です。
骨折の翌日に診察してもらった日から預けたので、計9日間の入院となります。
手術と9日間の入院・治療費がこちら。
内容 | 単価 (円) | 個数 | 金額 (円) |
---|---|---|---|
静脈留置 | 3,000 | 1 | 3,000 |
鎮静・ガス麻酔料 | 3,000 | 1 | 3,000 |
皮下注射(鎮痛剤) | 1,200 | 1 | 1,200 |
静脈注射(抗生剤) | 1,200 | 1 | 1,200 |
橈尺骨骨折整復手術(入院2泊込) | 140,000 | 1 | 140,000 |
入院 猫 | 3,000 | 6 | 18,000 |
処置料(注射・投薬etc) | 3,000 | 6 | 18,000 |
X線検査 | 3,000 | 1 | 3,000 |
合計 | 187,400 | ||
消費税 | 14,992 | ||
合計金額 | 202,392 |
手術は別の病院だったので、そのときの入院費は別になっています。
実はこれ、入院費おまけしてもらっているんです・・・💦
本当はかかりつけ病院では8日間預かってもらっているので、入院・処置料は×8のはずなんですが、引っ越しと重なって大変でしょう、といって、先生が気を遣ってくださいました。
ありがたいやら申し訳ないやら・・・😅
腕のいい先生にかなり丁寧にきれいに治していただいたので、14万の手術費は高くはないと思います❗
フトコロ的には決して安くはないですが。。。💧
とにもかくにも、無事に手術を終えて退院し、あとは自宅静養です。
ちくわはじっとしない子なので、安静にするのは難しいだろうと覚悟はしていましたが、予想以上に大変なことに・・・😫
その様子は、話すと長くなるので次回にしたいと思います。(引っ張ってすみません💦)
その後の経過と、治療が完全に終了するまでにかかった費用の総額をまとめます。