猫が猫の首を噛むのはなぜ
猫の困った行動は色々ありますが、なかでも『首を噛む』行為は見ていてハラハラしますよね。。
いったいなぜ猫同士で首を噛むんでしょうか。
わが家の猫たちの行動からその理由を考えてみました。
わが家の猫の行動
なるとが変な行動をとるのは日常茶飯事ですが、中にはちょっと困った行動が。。。
それは、『兄弟の首を噛む』こと。
兄弟、といっても、主に被害に遭うのはつみれで、ちくわにはほとんどしません。
何故か寝起きに噛むことが多いんですよね。
なるとは、寝ていて起きると誰かのそばに行って強引にグルーミングを始めるんですが、そこからケンカに発展することもよくあるんですよ💦
グルーミングから噛みつきになることもあれば、いきなり噛みつくことも。
変な声で『ウニャウニャ~~』と言いながら噛みついて、つみれは嫌がって鳴くし、結構激しいやり取りが繰り広げられるので、放っておけずに仲裁に入る事もあるほど。。。😖
なぜこんなことをするんでしょうか❓
猫が猫の首を噛む理由
猫が他の猫の首に噛みつく理由はいくつかあるようです。
マウンティング
マウンティングとは、相手に自分が優位だと示す行動の事。
多頭飼いの場合、狭い室内であっても縄張り争いがあります。
特にオス同士の場合、お気に入りの場所や高い場所などを奪い合って小競り合いをすることが多いんですよね😣
ウチの3匹は兄弟なので比較的穏やかに住み分けていますが、キャットタワーの一番上を争ってケンカすることもありましたし、なるとの場合は強引に割り込んで怒られることがしょっちゅうですね😅
なるとは、他の子が見つけたお気に入りの場所を奪う癖(?)があります💦
一緒に寝たい場合もあるかもしれませんが、大抵はひとが寝ている場所に割り込んで、相手が居心地悪くなって場所を譲るように仕向けるんです😅
ちくわのところにも行きますがつみれの方が圧倒的に多いし、噛みつくほど強引なのはつみれに対してだけなので、なるとは『つみれには勝てる!』と思っているのかも。。。
しつけ
大人猫が子猫の首を噛む場合、しつけの意味があるようです。
首の後ろは母猫が子猫を運ぶときに咥える場所なので、つまむと大人しくなります。
いたずらが過ぎる子猫に対して、これ以上やったらダメよ❗という意味で噛むんでしょうね😊
先住猫が新入りを教育するときにもするそうですよ。
交尾行動
猫が交尾をするときは、オス猫がメス猫の上に乗り、首筋を噛みます。
これも、メス猫に対して優位を示している行動ですね。
去勢した猫は基本的に交尾行動はしませんが、去勢手術の時期が遅かった(成猫になってから)場合は、交尾行動をとることもあるようです。
転位行動
猫は、自分がしようとしたことが中断させられたり失敗したときに、転位行動をとって気を紛らわす性質があるんです。
例えば、狩りやジャンプで失敗したときにグルーミングするとか、寝ているのを邪魔されたときに爪を研ぐとか😆
この転位行動のひとつとして、他の猫の首を噛むことがあるようです😲
転位行動が出るのは猫がストレスを感じているときなので、ストレスを解消してあげるとやめてくれるかも。
基本的には無理に止めない
いずれの理由にせよ、猫が他の猫の首を噛むのは猫同士の関係性の問題なので、基本的には叱ったりしない方がいいらしいんですが、あまりに頻繁だったり怪我をさせてしまう程の場合は止めに入った方がいいようです。
なるとはヘンタイなので行動の本当の意味は分かりませんが、アビーにはしないので、相手をみてやっていることは間違いないですね🤔
ちくわには遠慮がちというか、『お邪魔していいでしょうか』的な感じで舐めに行くだけなのに対して、つみれには完全強気で噛みに行くので、やはりつみれよりは優位に立とうという意識があるんでしょうね~。
つみれが本気で戦ったら、なるとなんて一発でショボーンとなること間違いなし❗なんですけどね😆