春はストレス?
ご無沙汰しております。
ブログ更新をサボっている間にすっかり春になりましたね。
週末ちょこっとお花見に行きましたが、街に活気が戻ってきたのを感じました🌸
桜並木を散歩しているワンちゃんを見ると、いいなぁ、猫も散歩できたらなぁ、なんて思ったり。
寒い冬が終わり、猫にとってはいい季節到来かと思いきや、春は要注意な季節なんだそうです。
なんでも猫には『春ストレス』なるものがあるそうなんです。
目次
猫の春ストレスって?
春といえば、気温の変化とともに環境の変化もありがち。
家族の生活リズムが変わるだけでも、変化が苦手な猫にとってはストレスになる様なんです。
猫にとっての春ストレスの主な要因を挙げてみました。
春ストレス①寒暖差
春は、日中は暑いくらいなのに朝晩が冷える…なんて事がよくあります。
そうした寒暖差に猫は弱く、体調を崩す場合も。
猫は室内で過ごすとはいえ、特にこの時期はエアコンを使わないので、外気温に左右されて室温が上下しやすくなっていると思います。
わが家は窓際にホットカーペットを敷いていますが、日中はものすごく暑くなるので電源を切っていて、夕方から夜にかけて冷えてくるとまた点ける、ということをやっています。
でもたまに点け忘れてしまって、夜になって『あ!寒かったね!ゴメンゴメン💦』なんて事もありますけど。。
出来るだけ室温の変化が無いように気を付けてあげるのが一番だと思いますが、難しい場合は暖かい場所と涼しい場所を選べるようにするといいかもしれませんね。
春ストレス②恋の気配…
春は繁殖の季節なので、不妊・去勢手術をしていない猫は発情期を迎えます。
うちの子は手術済だから大丈夫!と思いきや、そうもいかない場合も。
というのも、外で暮らす猫たちが発情して大きな声を出したり、オス同士のケンカの声が響いたりするので、それがストレスになることがあるんです。
発情中の猫の独特の匂いも警戒感を高める要因になるようです。
気分がソワソワして外への関心が高まるので、脱走のリスクが上がるのも要注意!
いつも以上に窓やドアの開け閉めを慎重にする必要があるかも。
近所に野良猫が多い地域は特に気を付けてあげたいですね。
春ストレス③換毛期
春は冬毛から夏毛へと生え変わる換毛期でもあります。
抜け毛が増えるので、グルーミングで飲み込む毛の量が増えて吐き出す回数も増えます。
吐くのも疲れると思いますが、飲み込んだ毛の排出がうまくいかないと『毛球症』になってしまう可能性も。
毛球症とは、飲み込んだ毛が胃や腸の中で大きな球状になり、上からも下からも排出することが出来なくなって、腸閉塞や窒息の恐れもある状態になること。
こうなってしまうと外科手術で毛玉を取り除かなければならなくなります😨
そうならないために、こまめにブラッシングしたり、部屋に毛が溜まらないように掃除機がけをきちんとするようにしましょう。
春ストレス④アレルゲンの活発化
春先は多くの花粉が飛散するので、花粉症の猫ちゃんにとっては大きなストレスになります。
また、暖かくなってくるとノミ・ダニといったアレルゲンも活動が活発になるので、刺されてアレルギーを発症する子も増えてきます。
できるだけアレルゲンを持ち込まない、こまめに掃除機をかける、といった対策が必要になってきます。
春ストレス⑤人間の環境変化
新年度になると、人間の社会では色々な生活リズムの変化が起こります。
それまでずっと家にいた人が日中出かけてしまっていない、家を出てしまった人がいる、朝が早くなる、もしくは遅くなるなどといった環境の変化は、猫にとっては案外ストレス。
しばらくすると慣れてくるとは思いますが、やはり新生活の始まりには気を付けてあげて、出来るだけ不安感をなくすようにしてあげるといいかと思います。
人も猫も春は体調管理を心がけよう
春は暖かくなって体が緩む反面、環境の変化で気持ちは緊張状態になることも多い季節。
ストレスで体調を崩さないよう、人も猫も気を付けて、よい新年度のスタートを切りたいですね。
この春、うちはあまり変化がないので猫たちはのんきに過ごしていますが、油断しないように体調管理には気を配りたいと思います。