お気に入りの猫本たちをご紹介
猫好きなら、何となく猫の本を手に取ってしまうと思います。
私は子供のころから動物好きだったので、動物の本は色々持っていますが、中でも猫関連の本がダントツに多いです。
猫が出ているから、というだけで買った小説も結構あります😅
今日は、そんな私が持っている猫本の一部をご紹介したいと思います。
目次
ちょっとネコぼけ/岩合光昭(小学館)
言わずと知れた、猫好き界では超有名な動物写真家、岩合光昭氏の猫写真集です。
岩合さんの猫写真ならではの、田舎風景の中で暮らす猫たちの素朴な毎日が詰まった一冊です。
そこに住む人と猫の関りが見えてくる、何だか懐かしい気持ちになる写真集です。
ほっこりすること請け合いです😊
世界の猫図鑑/佐藤 弥生 監修(新星出版社)
私がこの本を買ったのは、まだ書籍タイトルが『世界の猫カタログ』だった20年近くも前の話なので、内容が若干変わっているとは思いますが💦
巻末の飼い方マニュアル(今はないかも)以外はカラーページで、各猫種でカラーバリエーションの写真が載っているので、見ていて楽しいです。
体型の特徴など細かく書いてあり、普段なかなか見ることができない猫種の猫ちゃんを想像して楽しんだものです。
この図鑑は、写真がきれいで猫ちゃんが可愛い!
いや、猫はみんなかわいいんですが、お顔のかわいい子が多かった気がします。
私が特にお気に入りだったのが、”アメリカンワイアーヘアー”の項!(今は写真が変わってるかも💦)
写真の子が好みだったし、こんな被毛の猫ちゃんがいるんだ~、触ってみたい!と思って眺めてました😆
猫の写真図鑑CATS/デビッド オルダートン(日本ヴォーグ社)
これも古い写真図鑑で、今では古本でしか手に入らなくなっています。
この本もオールカラーで、各猫種のカラーや体型の特徴が数多くの写真で紹介されています。
色んなポーズの写真が見やすく載っていて、造形モデルに使うという人もいるくらい。
翻訳本という事もあり、若干説明文が堅いですが、とにかく写真が豊富で、ちょっとおしゃれな猫図鑑という感じです。
猫の医学大百科/南部 美香(日東書院本社)
猫の医学事典は他にもあると思いますが、こちらは私の大好きな『シンクロ姉妹猫 とらまるちゃん』がモデルさんだったので思わず買ってしまった本です😚
内容は、医学事典ですので症状から考えられる病名を調べられるようになっています。
病名を想像したり応急的に対処するには役立つと思いますが、本当に猫ちゃんの具合が悪い時はすぐに病院に連れて行ってあげてくださいね。
著者が獣医師なので、症状の観察ポイントや治療法などが細かく書いてあります。
ですので、病院に行く前に何をチェックするべきか、そういうことに役立ってくれると思います。
その他、飼い方による危険度チェックがあり、飼い主が普段気を付けるべきことの勉強になります。
猫のなるほど不思議学/岩崎 るりは(講談社)
こちらは、猫に関する様々な豆知識やデータがたくさん詰まった一冊です。
猫研究家で元ブリーダーの著者がその経験から得た情報がふんだんに盛り込まれています。
例えば、自宅で飼っている猫たちについて、食事中の猫パンチの回数から優先順位を考察している項なんかは、かなり独自性があって面白いです😊
あと、文中のイラストは著者本人の手によるものなんですが、これが何とも味があってよいです。
猫の科学に興味のある方はぜひ。
ネコの「困った!」を解決する/壱岐 田鶴子(SBクリエイティブ)
ちくわの問題行動に悩んでいた頃、動物病院の待合室で見かけて即買いした本です。
様々な問題行動について、なぜそんな行動をとるのか、それを解決するにはどうしたらいいか、具体的な例を挙げて説明されています。
特に粗相癖やうるさく鳴く事の解決方法を知りたくて読んでみましたが、その行動の意味や解決方法はとってもよく分かります。
ただなかなか理想通りにはいかないもので、結局ちくわの問題行動は治ってはいないんですけどね💦
猫を飼い始めたばかりの方が、猫の行動の意味を知るにはとてもいい本だと思います。
猫のための家づくり(エクスナレッジ)
『建築知識』という建築雑誌の特集が書籍になったものらしいです。
建築雑誌だけあって、この本の中で紹介されている様々な工夫を、実際に家を建てるときに役立つ図面付きで紹介されています。
基本的には、家を建てるときにこういう猫空間を作りましょう、という本なので、家を建てる予定のない、ましてや賃貸に住んでいる私には使えない情報がほとんどですが、ちょっとした工夫や猫部屋づくりに関する考え方では参考になる部分があります。
あと、いろんなアイデアがとにかく素敵で、いつかこんな家を作ってみたいなぁ、という妄想を掻き立ててくれます😊
ジェニィ/ポール・ギャリコ(新潮文庫)
ここで小説をご紹介。
猫好きなアメリカ人作家、ポールギャリコの作品です。
ロンドンに住む少年が、事故をきっかけに真っ白い猫になってしまう、というところから話が始まります。
ボス猫にいじめられたり、一人ぼっちでビクビク過ごしていた少年は、雌猫ジェニィと出会い、冒険にでかけ、恋もします。
なんともファンタジーな物語なんですが、猫世界のおきてや猫の人との関わり方を猫の目線で描くことで、外社会での猫の生き生きとした姿を表現しています。
猫好きな著者ならではの視点ではないかと思います。
最後はちょっと切ない気持ちになって、とても心に残る作品ですね。
猫語の教科書/ポール・ギャリコ(ちくま文庫)
これもポールギャリコの小説。
正確には小説じゃないのか?
ある日、編集者の元に届けられた、暗号のような文字の原稿。
それを解読してみると、それは、全国の猫のために猫の手によって作られたマニュアル本だった❗
その内容は『人間のしつけ方』・・・。
小説の形をとっていますが、内容は『なぜ猫たちはこんなにも人間を萌えさせるのか』ということが延々と書かれています。
もちろん、この教科書を読んだ猫たちが”狙って”やっているんだ!という事にして。
この気持ち、猫好きとしてはよく分かります。
そんなポーズ、絶対わざとだろ!あざとすぎる!と思うこと、ありますよね~😊
うちのオトコどもは、ちゃんとこの教科書読んだ!?ってことよくありますけどね😅
他にもいろいろご紹介したい本がありますが、今日のところはこの辺で。