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犬歯が長いけど大丈夫?

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猫にとって犬歯は肉食獣の証であり、チャームポイントでもあります。

そんな犬歯ですが、あまりにも長くはみ出して見えると、大丈夫かな?と不安に思うこともあると思います。

猫の犬歯が長すぎるように見えるのって、特に問題はないんでしょうか?

つみれの犬歯は長い

昨日の朝、私の足元で寝ていたつみれに『おはよ~』と挨拶したときに、つみれの顔のちょっとした異変に気付きました。

左側の上の犬歯が当たっている下唇?の部分から血が出ていたんです。

一瞬ギョッとしましたが、大した出血ではなかったし、つみれは特に気にしていない様子。

その後、ごはんを食べて水を飲んだらきれいになっていたので、たまたまちょっと強く当たって出血しただけの様でした。

結構キバが当たっている

つみれは犬歯が他の子より長く、常に口からはみ出しています。

それがつみれの魅力のひとつではありますが、当たって出血するほど長いってどうなの?と気になったので、なぜ犬歯が長く見えるのか調べてみました。

猫の犬歯が長い場合に考えられること

猫の犬歯が長くて気になった場合、考えられることは次のとおり。

  • ただ長いだけ
  • 不正咬合
  • 生え変わりや老化で抜けかかっている
  • 歯周病

ただ長いだけ

犬歯がすごく立派で、常に口からはみ出して見える子は割といるみたいですが、特に問題がなくただ長いだけなら気にしなくてもいいようですよ。

特にオス猫でよく見られるということなので、つみれはこのタイプでしょうね。

つみれは体が大きく骨格がしっかりしているので、犬歯が立派なのも納得😊

なるともちょっと見えている
ちくわはあんまり見えない

犬歯が長すぎて下唇や歯茎に刺さってしまう場合もあるようですが、常に当たっているとその部分が硬く強くなってきて、当たっていても問題なくなることがあるようです。

不正咬合

歯並びが悪くて咬み合わせが悪い状態でも、犬歯がはみ出ているように見える事があるようです。

歯がずれて本来納まるところに収まっていなかったり、犬歯が斜めに生えていて飛び出ているように見えたりするんでしょうね。

不正咬合の場合、生活に支障がない限り、積極的に治療をしなくてもいいようです。

ただ、ごはんが食べづらいとか、歯が口の中に当たって傷つけたり他の歯と干渉したりといった問題がある場合、基本的には抜歯で対応するみたいですね。

矯正するという手もあるようですが、かなり専門的な治療なのでごく限られた病院でしか行わないそう。

歯科専門の病院では、犬歯が歯茎に当たって傷つけている場合、犬歯の先をカットしてレジンで埋める、なんて人間の歯科治療みたいなこともするみたいですよ😲

生え変わりや老化で抜けかかっている

歯が抜けそうになっていると、根元が浮いて来るので一時的に歯が長くなったように見えます。

歯が自然に抜けるのは、乳歯が永久歯に生え変わるときと、老猫になって歯が抜け落ちるとき。

乳歯は小さいので、はみ出しているほどには見えないかもしれませんが、老猫の歯が長くなってきた、と思ったらある日突然ポロッと抜け落ちたという話はよく聞きますね。

歯周病

歯周病が進行すると、歯根や歯槽骨が溶けて歯がグラグラし、最後には抜けてしまいます。

アビーの犬歯も随分と浮き上がっていて、本来の長さより長く見えていました。

元々そんなに犬歯が長くないのでぱっと見は分かりませんでしたが、口をしっかり開けて根元を確認すると伸びているのが分かる状態でした。

抜歯前夜のアビーの歯

犬歯が片方だけ長くなってきた、などの症状が見られたら、かなり歯周病が進行している可能性がありますので、必ず病院で診てもらいましょう。

変化には注意して観察しましょう

つみれの『キバチラ』はチャームポイント✨

昨日は出血していてビックリしましたが、今は大丈夫みたいでホッとしました。

正面から見たときに見えるほど長いわけではないし、左右で長さが違うわけでもないので、つみれは単に『犬歯が立派過ぎる猫』という事なんでしょう😚

犬歯がただ長いだけなら問題は無いですが、なんか伸びてきた気がする…とか片方だけ長い!などという場合は、何かしらのトラブルを抱えている可能性があるので、普段から猫ちゃんの口元を観察し、異常にすぐ気付けるようにしたいですね。