可愛い猫には水を飲ませよ『飲み水編①』
つみれの腎臓病疑いの件で、あらためて猫たちに水分を摂らせることの重要性を考え始めました。
方法はいくつかあると思いますが、今回は飲み水について試したことを一部ご紹介したいと思います。
※写真多めです
まずは飲水量を確認
わが家は多頭暮らしなので、ひとりひとりがどれくらい飲んでいるか正確には分かりませんが、全体的に多いのか少ないのか雰囲気を把握するため、飲み水の減り具合をチェックすることにしました。
水飲みボウルは2つ置いてあって、ちくわは必ず右側、なるととつみれは左側、アビーは主に左で時々右側という感じ。
ちくわは水を飛ばすのでさらに正確性に欠けますが、一応約10日間測ってみた結果
- 右側:約165ml / 日
- 左側:約250ml / 日
全体で見ると、1日にひとりあたり約100ml飲んでいるという事が分かりました。
水以外にウェットフードやおやつなどからも水分は摂っていますが、あって40~50mlくらいかな。
つまり、1日の水分量でいうと150ml摂っているかいないかという感じですね。
これが多いか少ないか、というと…かなり少ないです!
理想でいうと、体重1kgあたり55ml程度必要という事なので、体重約4kgのアビーで220ml、6.5kgのちくわやつみれで360mlという事になります。
いやいや、さすがにこんなには飲めないでしょう…というくらいの量!
ウェットフードをメインに食べている子なら理想に近い数字になるんでしょうが…。
体重1kgあたり20~45ml程度と書いてあるサイトもあったので、少ない方で計算するとアビーで80ml、ちくわ、つみれで130mlなので、信じられないほど少ないというわけではないのかも?🤔
いずれにせよ、もうちょっと水分は摂った方がいいでしょうね。
水を飲んでもらう方法を試してみた
猫に水をたくさん飲んでもらうために試す事として調べてみると、だいたい次のような方法が出てきます。
- 新鮮な水を用意する
- 水飲みボウルの素材や形・大きさを変えてみる
- 水の置き場所を変える、増やす
- ぬるま湯にしてみる(冬場)
- 水にフレーバーを付けてみる
- 流れる水(給水器)を用意する
『新鮮な水』と『ぬるま湯』は現在できていると思うので、あとの項目を試してみました。
ボウルの数を増やす、形を変える
猫が好む水飲みボウルとして一番人気なのが陶器。
現在わが家では陶器のボウルを使っているので、素材を変えるとしたらステンレスとか?と思いましたが、素材はそのままに形を変えてみることに。
今使っているオーカッツの『ヘルスウォーターボウル』シリーズから、『にゃんマグ』という商品が出ているのを知りました。
この水飲みボウルは、猫が飲みやすいことを追求した商品だという事です。
メーカーサイトには次のような説明が書いてあります。
器の上部は広く猫のヒゲの邪魔になりません。お水の量が残り少なくなっても、底の径は小さいので最後まで飲むことができます。
内部に段を設け、「縁飲み派」の猫も鼻先が器に当たりにくく、水面が低くなっても飲みやすい形です。
安心のヘルスウォーターシリーズだし、見た目もいい感じなのでとりあえずポチッと。
通常のボウルとの違い。
口の直径は同じくらいなんですが、水へのアクセスがいいというか、確かに飲みやすそう。
これまでのボウルも横に置いて、種類と数を増やした形にしてみました。
結果。
まあ普通に飲みます。
いつもの場所に置いておいたら、いつもと変わらない感じで、何の違和感もなく飲んでました😆
隣に置いてあるいつものボウルからはアビーがほんの少し飲んだだけで、あとの3頭はいつもの位置に置いてあるボウルから飲んでいるようでした。
しかしアビーはどのお皿からも飲んでくれるなぁ。
結局、お皿が変わっても数が増えても飲水量には変化ナシ。
全然違う場所に置いたらまた違うのかもしれませんが、今は置き場所が無いので。。
とりあえず、あまり意味がありませんでしたね😅
とはいえこのボウル、飲み口が大きいのに入る水の量が少ないので、例えばデンタルケア用の液剤を混ぜるときなんかにムダが少なく済んでいいと思います👍
フレーバーを付ける
どんなフレーバーがいいかなぁ、と考えていたんですが、思いつくのはマタタビくらい。
ネットで調べてみると、愛猫に『マタタビ水』を作ってみたら引くほど飲んだというブログ記事を見かけました。
水にマタタビの実を浸けておくだけなんですが、猫ちゃんがあまりにがぶ飲みするので滅多に作らないというほどの威力!
さっそく実を買ってきて試してみました。
しばらく浸けてみましたが、上の記事にあったように水に色も出ないし、あまり反応がない。。
水の中に実を入れっぱなしにしていると気になるらしくつみれが飲みたがらないので、取り出してみたけどやっぱり無反応😓
実そのものにはものすごく反応するので匂いが無いわけではないと思うんですが、乾燥具合の問題?
そこで、ちょっと威力が強すぎるかも…と避けていた粉末マタタビでリベンジ!
粉末マタタビは、キャットフードを扱っている店なら結構どこにでも売っているのですぐに手に入ります。
水にちょっとだけ振りかけてみます。
入れ過ぎたか?
これを用意していると、何となく匂いが漂うのか猫が集まってきました😆
さあ、お飲みなさい。
猫にマタタビというだけあって、反応はすごい✨
なるとが何やら考えている?と思ったら…
前足突っ込んだー!
なるとには結構珍しい反応なんですよ~。
でも飲みはしないなぁ。
と思ったらつみれも…
前足突っ込んだ―!(2回目)
そして舐めたー!
舐めはしたけど、これ以上飲んではくれない。
ちくわが熱心に匂いを嗅いでると思ったら…
えっ!スリスリした!
いやいや、そういう反応が欲しかったんじゃないんだよ…💧
面白いけど、飲んで欲しいの。。
写真をバシャバシャ撮っていたらメモリーカードがいっぱいになったのでPCにデータ移動していると、茶トラ兄弟がボウル前で顔を寄せて何やらやってる気配。
と、次の瞬間。
バシャーン!!
という音がして振り返ると、マタタビ水が派手にぶちまけられている!😱
おそらく茶トラのどちらかがチョイチョイし過ぎてフチに足をかけたんでしょうな。。
にゃんマグに入れたのは失敗だった…💧
残っていたマタタビ水はもっと浅くて小さい器に移しましたが、なんか思ったのと反応が違うんだよなぁ。。
飲むというより嗅ぐだけなのであまり意味がなかった💦
やっぱりちょっと刺激が強すぎたのかも。。
マタタビ水に関しては、実を煮出したりもうちょっと工夫してみたいと思います😓
水飲ませ作戦はまだまだ続く
さて、残る方法は『給水器』。
実は買って試しているんですが、今回は長くなってしまったので次回にしたいと思います。
猫に水を飲ませるのは本当に大変です。。