爪とぎ道具は置き場所も大事
猫にとって、爪とぎは欠かせない習慣です。
ニンゲンの方もぜひ爪を研いでくださいと爪とぎグッズを差し出します。
ただし、差し出された爪とぎで必ずしも満足してくれないのが猫様というもの😆
場合によっては部屋中の家具がボロボロになってしまう、なんてことも😥
少しでも家を守りつつ、猫にストレスを与えないような対策はないものでしょうか?
猫が爪とぎをする理由
猫にとっての爪とぎは以下のような意味があるそうです。
- 古くなった外層を剥いで鋭い爪を保つ(本来の意味の爪研ぎ)
- 爪で傷をつける+匂いを付けることでマーキングしている
- その行為で自分の存在をアピールする。パフォーマンス
- ストレスを感じた時の転位行動
- 行動開始の合図、伸びの延長
完全室内飼いのうちの猫たちの場合はマーキングの要素はあまりないようで、主に次の意味合いで爪とぎをしているように思います。
- 爪の外層を剥いで鋭い爪を保つ(本来の意味の爪研ぎ)
- 行動開始の合図、伸びの延長
- 遊びの途中で興奮したときについ研いじゃう
これらは猫にとって本能的な行動なので、ただ抑え込んでしまうとストレスを与えることになります😣
だからこそ爪とぎを用意するんですが、猫だって爪とぎの場所を選びたいんですよね。
猫の気持ちになって考えてみると、対策法が見えてくるかもしれません。
猫が爪を研ぎたくなる環境を考える
幸い、わが家の猫たちはそれほど色んなところで爪を研ぎません。
わが家にはリビングに大きめの爪とぎポールが一つあるのみで、あとはキャットタワーの柱が全て爪とぎになっているくらいです。
因みにこのポール、綿の太縄が巻かれていてかなり丈夫です❗
麻だと繊維が崩れてきますが、これは1年半使い続けている今でもまだまだイケます👍
このポールが置いてあるのはリビングのほぼ中央、猫たちが主に過ごしている空間であり、食事場所のすぐ横です。
猫たちは、起きてくるとまず水を飲むかごはんを食べます。
そして、ごはんを食べた後、伸びをするついでに爪を研ぐんです😊
ごはんのすぐ横に爪とぎがあるのが都合いいようで、皆ちゃんとポールを使ってくれるんですよ✨
このように、猫が爪を研ぎたくなるタイミングで目の前に爪とぎがあれば、うまくそれを利用してくれるかもしれません。
最後は諦めが必要?
ただそう上手くもいかない場合があります。
実はわが家で唯一、つみれだけがソファで爪を研ぐんです😥
つみれがソファで爪を研ぐようになったのは、今のアパートに越してきて、ソファを買い替えてからです。
つみれはいつもソファの向かって右側で寝ており、爪とぎ被害は右側に集中しています。。。
そこが自分のテリトリーだと思っているのかどうかは分かりませんが、行動開始の起点になる場所なのでそこを爪とぎ場所に決めているようです💦
初めはソファ側面の角でバリバリやっていたので、その部分に段ボール爪とぎを貼り付けました。
すると今度は、段ボールを避けるように少しずれた部分でやり始めてしまって効果なし😵
段ボール好きなアビーは使ってくれるんですけどね。。。
今はソファの横に空気清浄機を置くようになったので側面での爪とぎは諦めたようなんですが、今度は肘置きや背もたれでするように・・・
つみれは完全にファブリックの感触が気に入ってしまったようで、布製のスツールボックスでも爪とぎするようになってしまって、最近はあまり爪とぎポールを使ってない気がします・・・😅
結局、一度気に入った場所では簡単には爪とぎを止めてくれないようで、なんとか邪魔モノを避けて爪を研ごうとします。
物を置いて物理的に研げないようにするとか、全く違う材質のものに変えるとかいう事で対処できればいいですが、下手な小細工は効果がないどころか、被害を拡大させることにもなりかねません💨
最終的には『諦めるしかない』というのが結論ですかね😅
猫と暮らしていると、お洒落なディスプレイができないとか、観葉植物を飾れないとか、色々諦めざるを得ないことがたくさんあります。
なので、ソファがボロボロ、くらいは全然苦にならない程度の問題なんです。
どうぞ、爪とぎとして使ってください😆
わが家のソファは破れたところから中の綿が出始めたので、そろそろ買い替えてもいいかなーと思っているところです。
一年ちょっとで買い替えるのは勿体ない気もしますが、今のソファは安物ですし何度かオシッコもされているので、『ソファは消耗品』くらいのつもりに考えて、次も安いものを購入するつもりです👍