嗅覚障害の兆候をお見逃しなく
週末、ちょっと家を空けていたので、猫たちの様子を時々カメラでチェックしていました。
すると猫ベッドのひとつに変化が。中のクッションがひっくり返っていたんです。
これは明らかにちくわがオシッコした証拠😱
最近気に入って寝ていたけど、やっぱりか…💧
片付けの面倒さもあるけど、猫たちの寝床がひとつ無くなった事が残念。。でもまあ仕方ないか、と思っていたんですが、しばらくしてカメラ映像をチェックしたら、そのベッドにアビーが寝ていたんです。
えっ!ちくわがオシッコしたと思ったのは気のせい…?
アビーがベッドで寝る瞬間がビデオに残っていたので見たんですが、ひっくり返ったクッションをクンクンと念入りに嗅いだのち、クッションがないところに横になったんです。
クッションがひっくり返って、クサい部分が隠れてたのか?
それともやっぱりオシッコしてない…?
その後もアビーはそのベッドで気持ち良さそうに寝てました。
帰宅後、アビーが寝ていたベッドを確認したら…
やっぱりクサイ!
下のカーペットも臭いし、結構な量のオシッコしてるよ~!!
そして…アビーの体もクサイ!
オシッコ臭が染みついてる~!😭
慌てて『ウェットなでなで』で体を拭きましたよ。。
こんなの
これまでも留守中にちくわがベッドにオシッコすることは何度もありましたが、アビーがそこで寝る事はなかったんです。
というか、臭かったら普通寝ないですよね💦
今回、なぜアビーはオシッコベッドで寝てたのか?
確かにアビーはあのベッドが気に入っていて、空いていればすかさず入って寝ますが、やっぱりちょっと変。。
考えられるのは、嗅覚が鈍っているんじゃないかということ。
アビーは少し前にヘルペスウイルスによる鼻炎を患っていて、薬のおかげで今は回復しているとはいえ、過去にもぶり返したことがあるし、鼻炎持ちといっていい状態です。
もしかしたらその影響で少し鼻の利きが悪くなっているのかも…?
嗅覚障害のときにみられる猫の行動
猫の嗅覚が衰えると、次のような行動が見られるようです。
- 好き嫌いが増える
- ごはん以外の食べ物に興味がなくなる
- ごはんを食べなくなる
猫は、視覚よりも嗅覚を使って食べ物を認識しています。
匂いが分からなくなると、そこに食べ物がある事もよく分かりません。
今まで食べていたものを食べなくなったり、温めた食べ物や匂いの強いおやつにだけ反応するようになったら、鼻の利きが悪くなっている可能性があります。
おやつの入っている戸棚を漁ったり、人が食べているものを欲しがったりする食いしん坊だったのに、急にお行儀が良くなったなぁ、と思ったら、実は鼻が悪くなっているのかもしれません。
人間も、匂いが分からないと食べ物を美味しそうと思えないですよね。
猫も同じで、ごはんは欲しがるのに出しても少ししか食べなかったり、そのうち食欲が落ちて体重が減ってしまいます。
そんなときは、匂いが強いごはんに切り替えるなどして何とか食べてもらわないといけないのですごく大変そうですよね。。
アビーの様子を見ていると、おやつは残さず美味しそうに食べているし、私が甘いものを食べていると鼻をヒクヒクさせて欲しそうに寄ってきたりするし、ごはんもよく食べています。
体重の変化もありません。
今のところ、嗅覚障害が起きているような様子は見られませんね。
なぜオシッコベッドで寝ていたのかは謎のままです。。
とはいえ、アビーももうすぐ9歳のシニア猫ですし、鼻炎持ちでもあるので、今回の事は心に留めておいて、体調の変化には気を付けていきたいと思います。