猫とインフルエンザ
年明け早々、またもや3日もブログをお休みしてしまいました💧
実は私、人生で初めてインフルエンザに罹ってしまったんです。
元々は夫が罹ってたんです、今流行りのA型。
私は一緒にいて何ともなかったし、なにせ今までどんなに流行していても罹ったことがなかったので油断してました。。。
やはりインフルエンザの感染力は甘く見てはいけませんね💨
2日間、39℃~40℃近くまで上がった熱と戦い、今朝やっと平熱といっていいでしょう❗という程に回復しました👍
もう二度と罹りたくない!😖というくらいキツイ体験でした。。。
ところで、インフルエンザといえば、ヒト以外でも罹ることがありますが、猫はインフルエンザに罹らないのでしょうか?
ヒト以外のインフルエンザ
私たち人間が罹るインフルエンザは、正確には『ヒト季節性インフルエンザ』というんだそうです。
人間以外の動物が罹るものとしては、高病原性または低病原性鳥インフルエンザ、馬インフルエンザ、豚インフルエンザ、犬インフルエンザなどがあるようですが、猫インフルエンザは聞きませんよね。
では猫はインフルエンザに罹らないのかというと、そういうわけではないようです。
例えば、高病原性の鳥インフルエンザで死亡した鳥を食べたり咥えたりした猫が、鳥インフルエンザに感染して死亡した例があります。
また、2016~2017年にかけて、ニューヨークの動物保護シェルターで500匹以上ものネコがインフルエンザウイルスに感染した、という出来事がありました。
このウイルスは低病原性鳥インフルエンザ由来のもので、500匹の猫の間で流行するうちに、哺乳類の呼吸器でよく増殖するように変異した『ネコインフルエンザウイルス』なんだそうです😲
このウイルス、猫だけでなくマウスやフェレットなど他の哺乳類にも感染し、なんと、治療にあたっていた獣医師の一人にも感染が見られたというんです❗
元々は鳥インフルエンザウイルスから発生しているにも拘らず、人間にまで感染するなんて驚きですよね!
このウイルス自体は、低病原性鳥インフルエンザウイルス由来なので病原性は低いらしく、東京大学などによる実験では、感染した哺乳動物のいずれも著しい症状が見られなかったそうです。(参考文献)
ただこの事は、猫が中間宿主となって哺乳類間に新しいウイルスを拡げる可能性がある、という事を示していますよね。
今のところ、国内でネコインフルエンザウイルスに感染する可能性は低いようですが、外で行動していると死んだ鳥を口にして鳥インフルエンザに罹ってしまう事もあるかもしれないですし、注意するに越したことはないです。
ヒトインフルエンザは猫にうつる?
猫と暮らしていて気になるのは、やはりヒトのインフルエンザは猫にうつるのか?という事ですよね。
その答えとしては、『基本的にはうつらない』という事になるようです。
基本的って❓例外があるってこと❓❓
ってなりますよね。
実はあるみたいなんです、例外。
飼い主がインフルエンザを発症してから数日後、飼い猫に食欲不振や呼吸器の症状が現れて、検査してみるとその猫からヒト季節性インフルエンザウィルスが見つかった、という報告がいくつかあるそうなんです😲
さらにある調査では、ヒト季節性インフルエンザの抗体を持っている猫が一定数いることが分かったそうです。
抗体を持っているということは、過去にヒトインフルエンザに感染したことがある、という事を意味していますよね。
つまり、『ヒトインフルエンザは猫に感染することもある』ともいえると。
ただ、感染した場合でも症状が出ないことがほとんどで、重症化するのは本当に稀なケースだそうですよ。
なので、『ウイルスに感染することも稀にあるけど症状は出ないので特に神経質になる必要はない』というのが結論ですかね。
インフルエンザは本当にキツイという事が今回よく分かりました。
そんな辛いとき、周りで幸せそうに寝ている猫たちの姿に何度癒されたことか😊
ゴロゴロしているだけで病気の辛さを少しだけ和らげてくれる猫って、本当にスゴイなぁ。
猫のセラピー効果、絶対あると思います。