鳥の声が気になるのは本能?
わが家の3兄弟は産まれた時から一度も外に出たことがなく、直接鳥と触れ合った経験がありません。
にもかかわらず、鳥の鳴き声がすると窓のそばに飛んで行き、必死でその姿を捉えようとします。
動くものに反応して遊ぶので、鳥の姿が目に入ると興奮するのは分かるんですが、鳴き声に反応するのは何故なんでしょう❓
鳥の鳴き声を聞いて『獲物だ!』と思うのでしょうか❓
”狩猟本能”だと言ってしまえばそれまでなんですが、鳥の声と姿が結びついてはいないはずなのに、声を聞いただけで興奮するのがとても不思議に思えるんです🤔
うちの子の中で一番鳥の声に反応するのはちくわ、次になるとです。
ちくわはそもそも好奇心が旺盛なので、外の聞き慣れない音には結構敏感。
子どもの声や作業車の音なんかにも反応する事がありますが、日常よく聞く音なので慣れてきたんでしょうね、最近では少し首をもたげても『なんだあれか』、という感じで無視してます😆
ガス交換でガロンガロンとボンベを動かす音や、家のすぐそばで誰かが作業をしている音は、たまにしか聞かないのでよく反応します。
ただこれらの音に対しては、興味津々というよりは怯えているような感じで、『何事!?』という顔で見ていたり、少し窓から離れた位置に移動して様子を窺っていたりします。
それらと比べると、鳥の鳴き声に対しては明らかに興奮したような反応😲
声のする方へ首を伸ばして見ていたかと思うと、小走りに近づいて行くんです。
大抵は声だけで姿が見えないので、その声の主が何者かは分かってないんじゃないかと思うんですが・・・獲物とまではいかなくても、遊びの対象かも✨くらいには思っているんでしょうかね。
ただ、すごく眠い時にはそこまで反応しないので、そこはぬるい生活をしている家猫ゆえなのかも😚
一方つみれは、ビビリで小さい物音には反応するくせに、鳥の鳴き声にはあまり反応しません。
家の中の脅威(自分にとっての)には気を配っているけど、外の動きや獲物にはあまり興味がないのかも。
それって猫としてどうなのか・・・とは思いますけどね😅
うちで唯一、鳥を獲物として実際に狩って生きて来たアビーですが、実は鳴き声に対してはあまり反応しないんです😲
電柱に留まっているカラスを見上げて『カカカッ!』と鳴いていることはありますが、スズメなどの小鳥が窓のすぐそばで鳴いていても、そこまで気にしないんですよ。
アビーにとっての小鳥はあくまで狩るべき対象、獲物であって、狩りをする必要のない現在では全く不要な存在、外にいる獲れない鳥なんて気にもならない、という事なんでしょうか🙄
アビーも鳥やネズミのおもちゃで遊びますが、それはあくまで遊び、リアルな鳥の存在とは全く意味の違うものなんでしょうね。
本当の狩りを知っているアビーだからこそ、鳥の鳴き声に反応しない・・・なんだか不思議ですね😗
このことから考えると、猫が鳥の鳴き声に反応するのはもちろん本能というのもあるんでしょうけど、それだけではないのでは❓と思えてきます。
猫もその経験と学習から、声や音の主が自分にとって必要か不必要か、脅威かそうでないかを判断しているんだと思います。
なので、経験豊富な猫ほど音や鳥の声にむやみに反応したりしない、経験の乏しい箱入り猫で、好奇心の旺盛な者ほど激しく反応する、というのが私の唱える説です✨(という程のものでもないですが😆)
皆さんのうちの猫ちゃんはどうですか?