貴重な歯の生え変わり体験
猫は肉食ですので、立派な犬歯を持っています。
でも、生まれつき立派なわけではなく、猫も人間と同じように乳歯から永久歯に生え変わるんですよ。
考えてみたら当たり前のことなんですが、私は昔から実家でたくさん猫を飼ってきて、子猫も何匹も見てきたにも関わらず、乳歯が生え変わるところなんて一度も見たことがなかったんです💦
3兄弟を育てて、初めて可愛らしい乳歯が抜け落ちているのを見ることができたんです~️😚
これはちょっと衝撃の出来事でしたね✨
乳歯は生後2ヵ月くらいで生え揃う
猫の乳歯は、生後3週間くらいから生え始めます。
2ヵ月もすると生え揃い、この頃には母猫は乳をやるのを嫌がるそうです。
アビーはあまり嫌がる素振りは見せず、子猫たちが吸うのを受け入れてましたね😊
猫の乳歯は全部で26本。
前歯にあたる門歯(切歯)が上下6本ずつで合わせて12本、犬歯が4本、前臼歯が上顎に左右3本ずつ計6本、下顎に2本ずつ計4本です。
永久歯は、これに後臼歯が上下左右1本ずつ加わって計30本になります。
永久歯への生え変わり時期と経過
早くて生後3ヵ月くらいから乳歯が永久歯に生え変わり始め、7ヵ月くらいで全ての歯が生え変わります。
猫の永久歯は、人間のように乳歯が抜けてから生えてくるのではありません。
乳歯が生えると、その下の顎の骨の中では既に永久歯が作られ始めていて、永久歯の成長とともに乳歯の歯根は溶けてなくなり、やがて抜け落ちるという仕組みになっています。
乳歯が抜ける前に永久歯が生えてくるので、いわゆる『歯抜け状態』になる事がないんですね。
さすが肉食動物✨
特に犬歯は分かりやすくて、一時的に歯が二本ずつ生えている状態になるんです😲
これに気付いたときはビックリしました💨
普通はその後乳歯が抜けるんですが、稀に抜けずに残ってしまうことがあるみたいなんです😣
なので、避妊・去勢手術をする生後6ヵ月くらいまでに抜けていないときは、手術で麻酔をかけるタイミングでついでに抜歯してもらうこともあるそうですよ。
うちの子達は、去勢手術の相談をしたときにまさに二本生えてる状態だったので、抜きます?と聞かれましたが、幸い手術のときにはほぼ抜けていたので抜歯の必要はありませんでした👍
3兄弟の歯の生え変わり状況
うちの子達の歯が生え変わり始めたのに気づいたのは生後5ヵ月頃(遅い💦)、ちくわが歯を気にしていたからです。
見ると奥の歯がグラグラしていて、今にも抜け落ちようとしていたんです❗
そのときの動画がこちら(ピンボケすみません)
このときのちくわは歯が気になってしかたないようで、遊びにも全然集中出来ない様子でしたよ😆
乳歯が抜けるとほとんど飲み込んでしまうらしく、生え変わったことに気付かない飼い主さんも結構多いとか😲
ちくわ以外の子はそれほど歯を気にする様子がなかったので、ちくわがいなかったら本当に気づかないうちに生え変わりが終わってたかも😅
子猫の頃は成長スピードが同じだった3兄弟なので、ちくわのグラグラに気付いたときにはもう全員生え変わりが始まっていました。
なにせ貴重な乳歯ちゃんですからね、出来るだけ回収したいと思い、朝起きたらとりあえず乳歯を探して回る毎日でした😆
ポロッと口から落ちたところも見ましたし、水飲みボウルの中に落ちているのもありました。
結局、なると、ちくわの歯が3本ずつとつみれの歯が4本、持ち主不明の歯が1本しか回収できませんでした。
あとはご飯と一緒に飲み込んでしまったんだと思います。
家から一歩も出ない子達でさえこれだけしか回収できないんだから、外をウロウロする子の抜けた歯なんて、まずお目にかかれないですよね~。
実家で見たことなかったのも頷けます😊
この抜けた乳歯たちは今でもちゃんととってありますよ✨
本当に貴重な体験をさせてもらいました😊