猫の察知能力を侮るなかれ
猫は敏感な動物なので、人間の行動や態度から色々なことを察知します。
私がウチの猫たちを見ていてすごいなぁと思ったことをいくつかご紹介しますね。
遊んでもらえる気配
各々の場所で寛いでいても、構ってもらえそうな気配がしたらフラッと近寄ってきます。
アビーはキッチンカウンターの上で私を待っていることがよくありますが、洗い物をしているときはおとなしく寝ているんです。
そしてもう終わったかな、という気配を察知して、後ろから声をかけてくるんですよ~✨
水の音が消えたとか、シンク周りを拭いているのとかを見ているのかもしれませんが、『終わるの分かったの!?すごいね~』と褒めてあげます😊
なるとは猫トイレの前で撫でてもらうのが好きなので、私がトイレ掃除をしているとどこからともなくやってきて、近くでじっと待っています。
そしてそろそろ終わりそうかな、というときにウニャッと転がったり、私の背中に手をかけてきたりするんです!
なんで分かるのかなぁ、と不思議なんですよね~。
おそらく、掃除終わりにスコップを拭く動きとか、最後のトイレの蓋を閉めるのを目安にしているんじゃないかとは思うんですが、本当に人をよく観察しているからできることですよね。
おやつの予感
キッチン周りで何かいつもと違う行動をしていたら、何か予感がするのか猫たちが集まってきます。
新しいごはんを試そうと用意していると、なぜか分かるらしく、気づけば全員に囲まれていることも💦
もうおやつは終わってそれぞれ寛ぎモードに入っていたのに、おやつが入っている引き出しをゴソゴソしていたら、まだ何かもらえると思うのか再び集合したり。。
いや違うよ、今日はもうないよ…と言うときの申し訳ない気持ちといったら。。
休日の夜、カツオのたたきの切り身を買ってきたときは夫がカットしてくれることが多いんですが、その様子を見てか、食卓につくまでみんな何だかソワソワしています。
おすそ分けがあることを確信して、なんとなく周りに陣取り、その時を待っているんですよ✨
あ、なるとだけは私たちの間に座ってしっかり待ってますけど😆
そしてお楽しみが終わり、『ハイ、終わり~』と手を叩くと、もう御馳走は無いと悟り、それぞれ散っていきます。
ちゃっかりしてますね。
爪切りの胸騒ぎ
嫌な予感を察知する能力は、特につみれ・アビーのキジ猫組が優れています。
爪切りや薬が入っている引き出しを開けるときの微妙な空気を感じるのか、まずつみれがわずかに身構えるのが分かります。
少しづつ、すぐに逃げられる体勢になるので、その時はしばらく何もせずに様子を伺い、良きときに素早くつみれをホールド!
一瞬でもタイミングを間違うともう捕まえられません💨
当然、この間にアビーは既に捕まえられない高いところに逃げています。
なると・ちくわの茶トラ組も警戒はしていますが、キジ猫組ほど素早く逃げないし、すぐ捕まえられるところにしか逃げ込まないのであっさり捕獲できます。
キジトラ猫は野性的と言われますが、本当だなぁと実感します。
不穏な空気
私と夫は割と色々なことを話し合いますが、言い合いもよくします💦
お恥ずかしながらヒートアップしてしまって、まあまあ大きい声で話すことも。。
そんなとき猫たちはどうしているかというと、最初は近くで大人しくしていたのが、気付いたら周りに誰もいないことが多いです。
ちょっと離れたところで、わがままをいうわけでも悪さをするわけでもなく、『近寄らんとこ…』とばかりに静かにしているんですよ。
なんとなく、今は関わってはいけない空気を察してるんでしょうかね。。申し訳ないです💧
まとめ
いずれの場合も、空気を察するという能力もあるかとは思いますが、記憶力の高さによるところが大きいんじゃないでしょうか。
こんな行動をとったから次はこれをする、こんなことが起こる、ということを記憶していて、それが瞬時に脳内で結びついてすぐに行動に移しているんだと思うんです。
やはり、狩りをしながら単独で行動する猫の本能のなせる業なんでしょうね。
猫に悟られないように行動することは困難なので、爪切りやお薬といった猫にとってイヤな事をしなければならないときは困りますが、話さなくても空気で分かり合える仲って、なんだかとっても素敵なことなんではないでしょうか😊