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猫の性格は十猫十色

2019年1月28日
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猫の性格って色々ですよね。

わが家の3兄弟も、同時に産まれて同じ環境で育ってきたにも関わらず、全く性格が違います。

先日、たまにはいいだろうという事で猫たちに廊下と風呂場を解放したんです。

ちくわは脱衣場で嬉しそうにしっぽを震わせ、私たちに擦りついてきてすごく興奮している様子でした😊

しばらくしてつみれとなるともやって来たんですが、少し音を立てると一目散にリビングへ戻っていくんです💦

それでもつみれは何度かやってきて風呂場を覗いたりして、少し怖いけど興味津々、といった感じでした。

ところがなるとは、リビングに逃げ戻ったまま全然出てこようとしないんです。
気にはなるようで、キャットウォークの上から廊下の方を見てはいましたが、来ようとはしません。

その間、ちくわは風呂場に入って冒険中😆

見事に反応が違うんですよね。本当に全っ然性格が違う😅

これってなんでなんだろう?と不思議に思ったので、猫の性格はどのようにして決まるのか調べてみました。

猫の性格を決める因子

猫の性格は、先天的・後天的な要因が影響して決まってきます。

もちろん人間もそうですし、生き物ってみんなそうなんでしょうけど😅

猫の場合、主に以下の要因があげられるようです。

≪先天的要因≫

  • 毛色・猫種
  • 父猫の友好性
  • 性別

≪後天的要因≫

  • 栄養状態
  • 母猫の存在
  • 社会経験
  • 人間との関り・生活環境

毛色・猫種(先天的)

これは一般的によく言われている話で、例えば『茶トラは明るくて甘えん坊』とか、『黒猫は人懐っこくてよくしゃべる』とか、イメージではありますよね😊

全ての猫に当てはまるわけではないので本当かな?と思いますが、毛色と性格は無関係ではないようなんです。

というのも、毛色を決定するメラニン色素の生成と、ドーパミンやアドレナリンのような脳内における神経伝達物質の生成に相関があるからなんだとか。

この神経伝達物質のバランスによって気質は左右されるので、それが行動に影響を及ぼすことは想像できますよね。

毛色を決定している遺伝子が神経伝達物質の生成に関わっているとすると、毛色と性格に関係性があるのも頷ける気がしてきます😊

ただ、ウチのなるととちくわはほぼ同じ柄ですが、性格が全く違うんですよね~😅

もちろん性格を決めるのは毛色だけではないですが、これだけ違うと、この説って・・・という感じです💦

猫種の違いでいうと、品種改良の度合いが大きいほど狩猟本能が欠落しておっとりした性格になる、とか、野生のヤマネコの血を濃く受け継いでいる猫種はワイルドになる、などが見られるようです。

純血種として保存されている猫種は、体型や毛色など遺伝的な特徴を受け継いでいくわけですから、その性格や気質が保存されていても不思議はないように思いますね🐱

父猫の友好性(先天的)

これは初めて知ったんですが、猫の性格、特に『友好的かどうか』という部分は、父猫の性格を強く受け継ぐんだそうです😲

父猫は基本的に子育てをしないわけですから、これは先天的な因子と言えるわけです。

ある実験では、『父猫の性格(友好的・非友好的)』と『人との触れ合い(有・無)』という因子の組み合わせが子の性格に与える影響を観察したところ、人と触れ合って成長した猫でも『非友好的な父猫から友好的な子は産まれない』という結果が得られたそうです😲

友好的かどうか、なんて子猫時代の環境で変わってくると思っていたので、この話には本当に驚きました❗

ウチの猫たちは友好的なのかなぁ❓
来客時、相手が子供でなければ普通に接することができるのでまあ友好的な部類なんでしょうかね。

父猫が友好的だったかどうかは全然分からないですけど😗

性別(先天的)

これは感覚的に分かりますよね。

オス猫は遊び好きで甘えん坊、メス猫は一人遊びも得意で、ツンデレで猫らしい性格。

わが家もまさにそんな感じで、大まかに言えば3兄弟はみんな遊び好きで甘えん坊です😊

栄養状態(後天的)

母猫の妊娠中や、生後6週齢までの子猫の栄養状態が悪いと、性格に影響が出るようです。

これは脳の発達が遅れることが原因で、協調性がなくなったり、極度の怖がりになったり、攻撃性が増したりするとか。

これに関しては、アビーにはわが家で十分な栄養を摂ってもらっていたので問題ないと自負しております❗😆

みんな変わったところはありますが、基本的にはおおらかで優しい性格。

特に”攻撃性”という点では、全くと言っていいほど無い子達なので。

爪切りなんかで捕まえても、唸り声はあげますがそれだけで、噛んだり攻撃してきたりという事は全くありません😊
逃げようとして爪で傷がつくことはたまにありますけど。

なるとに至っては、唸り声をあげる事さえほとんどないんです。
極度の緊張状態(親戚の子が訪ねてきたとき)のときに、恐怖のあまり唸っているのを一度聞いたきりです😆

母猫の存在(後天的)

動物がその社会においてコミュニケーション能力を身に付ける期間を『社会化期』といいます。

猫の場合、およそ生後2~9週齢が社会化期で、その間に経験したことが性格に大きく影響するそう。

その経験のひとつが、『母猫から受けるお世話』です。

母猫とより親密により長く一緒にいる方が、母猫の行動から学習することが増えます。

アビーは本当に攻撃性がない子で、3兄弟はそれを見て育ってきたので影響されてるんじゃないかと思います。

さらに、母親がそばにいることで見知らぬものに対する恐怖心が薄れるので、ビビリ度や攻撃性に大きく影響するようです。

ウチの3兄弟はアビーとずっと一緒なので、なんの不安も感じずに育ったはずなんですよ。

なのに、つみれのビビリな性格は一体どこから来たのか・・・💧

むしろ見知らぬものに対する警戒心が異常に強い気がするんですが・・・😅

外の世界を知らなさ過ぎるせいなんですかね。不思議です。

社会経験・生活環境(後天的)

社会化期における最も大きな影響因子は、『他の動物との関り』『兄弟の存在』でしょうね。

社会化期は、『自分がどの種族の生物か』を学ぶ時期でもあります。

なので、この時期に他の動物と一緒に育つと、その自己認識に影響を与えるようです。

例えば、他の子犬と一緒に犬に育てられた猫は、自分を犬だと思い込み犬のような行動をとる、とかいうヤツですね😊

この時期に一緒に育った動物には攻撃性をなくす、という事でもあるので、例えば小鳥と猫を一緒に飼いたい!という人は、子猫の頃から一緒に生活させているといいわけですよね。

実際そういう映像を見たこともありますが、微笑ましいですよね~😚

 

また、兄弟で一緒に遊びながら成長することで、力加減を学んだり、マネっこをして行動を学習したり出来ます。

この経験がないと、攻撃性が強くなったり、噛んだ時の加減ができずに人にケガを負わせてしまったりすることも😵

この点で、力や体格が近いオス3兄弟で育ったことはウチの子達にとって良かったと思っています。

里子に出す場合は生後2~3ヵ月くらい経ってからの方がいい、というのも、この経験をしているかいないかでその後の性格に大きく影響するからですよね。

ただ、兄弟でじゃれあっている姿ってメチャクチャ可愛いので、この時期に手放すというのはかなりの決断力を要します・・・。

結局私はそれができなかったわけです・・・😅

人間との関り・生活環境(後天的)

猫が『人好き』になるかどうかは、社会化期にいかに人と触れ合ったかが大きく関わってきます。

これまでの研究データを総合すると、『社会化期に4人以上の人間と1日1時間程度触れ合うと人懐こい猫になりやすい』んだそうです😊

うちは2人しか人間がいなかったので、少し人見知りがあるのかもしれません。

また、外と家を自由に出入りする猫と、完全室内飼いの猫でも性格に違いが出るとか。

室内飼いの猫は刺激が少ないことから、飼い主や部屋の中の物事で欲求を満たそうとするため、飼い主に依存したり、好奇心が旺盛になる傾向があるそうです。

ウチの猫たちはみなすごく甘えん坊で、ニンゲンに対する要求が激しいのはこういう事なんでしょうね😊

ちくわはすごく好奇心旺盛で、狭い室内に閉じ込めておくのが可哀そうになることがありますが、そのおかげであの可愛い性格になっているのなら、ちくわには申し訳ないけどそれもアリかなーなんて思ったり。

結局、猫の性格って?

わが家の3兄弟がニンゲンにべったりで攻撃性がない要因は分かった気がします。

ただ、個々の性格の違いについては結局よく分かりません💦

なるととちくわは毛色がほぼ同じでおそらく父親も一緒、同じ環境で育ってきたにも関わらず、一方はワガママでビビリな内弁慶タイプ、一方は好奇心旺盛でいたずらっ子、よその人に対する態度も全然違う。。。

子猫の頃からそれぞれ変わってないので、『生まれ持っての性格』というやつなんでしょうね。
我々には窺い知れない不思議な力が働いているんでしょう😆

長々と書いてきましたが、結論がこんなもんですみません💧

それにしても、本当に猫って面白いです😊