猫をむやみに洗うべからず
最近本当に暑いですね。。。
ちょっと動いただけで汗だくになりますが、その分お風呂に入るとさっぱりして気持ちいいですよね~😊
猫はそもそも水がキライなので、当然お風呂は苦手。
うちの子たちも過去に一度だけシャンプーしようとしたことがあるんですが、激しい抵抗に遭い流血沙汰になってしまって断念しました・・・💧
唯一、ちくわだけは何とか洗う事ができたんですが、そのときのふわふわの毛並みは何とも言えず気持ち良かったです✨
ちくわ以外の子は生まれてから一度もお風呂に入った事がないんですが、毎日でもお風呂に入らないとベタベタして気持ち悪い人間からしたら考えられない事ですよね😲
猫は本当にお風呂に入らなくて大丈夫なんでしょうか❓
猫は臭わない
猫はお風呂に入らなくても臭くなりません。
それどころか、毛皮に顔をうずめて匂いを嗅ぐと、ぬいぐるみのような小動物のようないい香りがします😚
というのも、猫は肉球と鼻の頭付近にしか汗をかかないので、汗でベタベタになることは無いし、汗臭くなることも無いんです😊
といっても猫の全身に汗腺がないわけではありませんよ。
猫と人間は全身にある汗腺の種類が違う
汗腺には『エクリン腺』と『アポクリン腺』という種類があります。
エクリン腺は透明な液状の汗を作る汗腺で、体の熱を逃がして体温調節をする役割があります。
我々人間の全身に多く存在しているのはこのエクリン腺なので、人間は暑い時に水のような汗をかきますね。
一方、アポクリン腺が作る汗は白っぽいアブラ状のもので、量は少なく、コミュニケーションの役割を果たす『ニオイ』の元となり、人間にはワキなどの一部にのみ存在します。
猫が全身に持っている汗腺はこのアポクリン腺なので、汗をかかない代わりに猫同士には分かる程度の匂いを発しているわけです😊
そもそも猫は単独で狩りをする動物なので、体臭がキツイと獲物に感付かれてしまいます。
なので猫は臭くならないんですね~😊
自分でキレイにする
猫は念入りに自分の体を舐めて毛づくろいしますね。
これは、体に付いた汚れや匂いを拭うためです。
なので、ニンゲンが撫でた後は必ずといっていいほどその部分を舐めますし、強引に抱っこされた後なんか特に念入りにナメナメ・・・😅
自分以外の匂いを徹底的に排除する姿を見ていると、本当にキレイ好きだなぁ、と感心します。
トイレで失敗してウンチやオシッコが体に付いてしまった場合も、基本的には自分で舐めてきれいにするのに任せておいてもいいんですが、やはり一緒の部屋で生活する身としては放ってはおけん💨
ということで、そういう場合はペットが舐めても大丈夫なノンアルコールウェットティッシュで拭いてあげる程度にしておきましょう😊
猫にお風呂は不要!でも洗いたいときは?
結論からいうと、猫にお風呂は必要ありません🙅
お風呂が大きなストレスになる猫を無理に洗うメリットはないと言っていいと思います。
そりゃあ、ふわふわの毛並みと風呂上がりのいい匂いはたまりませんが、それはニンゲンにとっての幸せ。
猫からしたらせっかくのフェロモンの匂いを洗い流されていい迷惑です💨
ただ、猫も多少は脂を出しているわけですし、口の横やしっぽの付け根にある臭腺からもニオイの元を分泌しているので、若干毛がごわついたりわずかに脂っぽく感じる事があります。
ブラッシングすることで軽減できますが、どうしても洗いたい!というときは、お風呂に入れるのではなく『拭き取り洗浄』をおススメします❗
水なしシャンプー
水が怖い猫ちゃんには、洗い流さなくていいシャンプーが便利。
こちらの商品は、泡を被毛に馴染ませてタオルなどで拭き取り、ブラッシングすることでふわふわの毛並みになるというお手軽なもの✨
ただウチの場合、抱っこや捕まえておくこと自体が苦手なので、押さえて泡を馴染ませて拭き取る、という作業が意外と難しく、あまり洗った感じがしませんでした😓
ウェット手袋
ウチで猫たちを洗う場合に使うのはこれ❗
洗浄成分が浸み込ませてある不織布の手袋で、全身を撫でることで拭き取り洗浄ができるというもの。
比較的細かいところまで洗えるし、何といっても撫でるだけなので、拘束が苦手なわが家の猫たちでもなんとか洗えます😆
もちろん嫌がって逃げようとはしますが、両手にコレを装着したニンゲンが二人がかりで捕まえてワシワシ撫でて、とやればイケます👍
左右対称の手袋なので、両面使えて便利✨
そういえば、アビーを保護したときに最初に使ったのもこのタイプだったなぁ。
元ノラのアビーは土やなんかで結構汚れてましたが、1,2回使っただけで部屋住みに耐えれるくらいキレイになりましたよ😊
そもそも洗う必要がない猫なので、拭き取り洗浄さえ数回しかやったことはありませんが何の問題もないです。
何もしなくてもいい匂いでふわふわな猫って、本当にステキな生き物ですね✨