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お猫さまの気分次第

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猫は気分屋と言われるように、甘えたり素っ気なくなったり、いわゆる『ツンデレ』な性格をしている子が多いですよね。それが猫の魅力のひとつでもあります。

なぜ猫は気分屋なのか。

実は、猫はいくつかの『気分モード』を使い分けているようなんです。

猫が気分屋なのはなぜ?

猫は本来単独行動をする動物なので、周りの者に気を遣ったり行動を合わせたりといった事が必要ありません。

自分のタイミングで休んだり狩りをしたりといった生活スタイルが身についているため、人と暮らすようになっても自由気ままに暮らしているんでしょうね。

また、猫の狩りは成功率が10%程度だと言われています。

ほとんどが失敗なのにいちいち落ち込んでいたら生きていけないので、すぐに気持ちを切り替えられるようにできているんです。

猫の4つの気分モード

そんな気分屋の猫には、主に4つの気分モードがあるようです。

①子猫モード

飼い主に付いて回ったりスリスリしたり、遊んで~と要求したり、甘えモード全開なのがこの子猫モード。

これは本来子猫が親猫に対して見せる行動。

外猫は大人になると親猫から離れるので、親に甘えるという事はしなくなりますが、家猫は飼い主を母猫代わりにして甘えるので、いつまで経っても子猫気分が抜けないんですね。

わが家の3兄弟たちは大人になっても母猫が一緒に住んでいますが、子猫のときと同じようにアビーに甘えるのはつみれだけ。

なるととちくわもママが好きではありますが、人間にするようには甘えませんね。

子猫モードから通常モードに切り替わったとき、急に冷たくなったように感じます。

これが猫の『ツンデレ』の正体ですね。

わが家の猫はみんな『ツン』が少ないような気がするなぁ。

ちょっと甘やかしすぎたのかもしれません😚

②親猫モード

他の猫や人間を舐めてグルーミングしてあげているときは、自分がお世話をしてあげなければ、という親猫のような気分になっているようです。

普段は母猫と思って甘えている飼い主に対してもこのモードが発動する事があるようで、獲物を持って来て見せるのは自慢ではなく、実は『あんた獲物とれないでしょ?ほら、お食べ。』と言っているんだそう。

ウチの猫たちは獲物を獲ること自体がないのでやりませんが、昔仲良くなった野良猫がネズミを持って来た事がありました。

家の中に持ち込んでビビらせてくれたあと、カーテンの陰に隠れてバリバリと音を立てながら残らず平らげたときは驚きましたが、我々に親愛の情を持ってくれている事を感じて嬉しかったものです😊

③家猫モード

お腹を出して寝るなど、無防備な姿でリラックスしているときは、完全に家猫モードに入っています。

この家は自分のテリトリーであり、安全な場所だと認識している証拠です。

わが家でこの姿を見せる代表格はつみれ。

外敵の心配に晒されている外猫ではありえない状態ですね😆

こんなに寛いでいても、自分の知らないものが目に入ったり、聞いたことのない物音がしたりすると瞬時に警戒態勢に入るのはさすが猫だなぁ、と思います。

とはいえ家の中にそんな危険はないけどね。ちょっとビビり過ぎだよね😆

家猫モードになるのは心から安心して暮らしている証拠なので、出来るだけこの状態でいさせてあげたいものです。

④野生モード

家の中で暮らす猫とはいえ、野生の本能は消えていません。

何かのタイミングで急にスイッチが入り、部屋を駆け回ったり柱に登ってみたり、猫同士で追いかけっこを始めたりします。

人間には窺い知ることができない何かがきっかけとなり、野生の本能が目覚めるんでしょうか。

アビーも急にスイッチが入って物にじゃれつく事がありますが、ふと我に返って『スン』となっているところを目撃すると、『あ、今モードが切り替わったな』と分かって面白いです😚

トイレの前後に走り回る『トイレハイ』もこのモードのときなんだそう。

排泄中は無防備になるので、普段より警戒心が高まり、野生モードに入るようです。

猫の気分には付き合ってあげましょう

猫は本能的に気分を切り替えているので、さっきまで甘えていたのになんで~、と追い回さないようにしましょう。

もう子猫モードではなくなっているのにしつこくされたら嫌がって当然。

我々ニンゲンは、あくまでも猫様の気分次第で役割を決められている下僕に過ぎないのです。

猫様の気まぐれには快く付き合ってあげたいものですね。