◆ おすすめカテゴリー ◆

猫グッズ 猫部屋づくり 猫の生態 病気・ケガ・健康
スポンサーリンク

アビーの歯科治療日記⑦~抜歯の内容と費用は?~

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

これまで、抜歯手術当日とその後のアビーの様子を書いてきましたが、どのような処置でいくらかかったのか、具体的な内容をまとめておきたいと思います。

あまり気持ちのいいものではない写真などありますので、閲覧の際はご注意ください。

抜いた歯の本数

今回抜いた歯の本数は、全部で17本

猫の永久歯は30本なので、半数以上抜いたことになりますね💦

といっても実はアビー、元々何本か歯が抜けていたんです。

病院から頂いた報告書をスキャンしたものなのでちょっと粗い画像ですが、上の図のピンクに塗られているのが今回抜いた歯、青が元々無かった歯、塗っていない白い部分が残っている歯になります。

つまり、残っている歯は5本だけ…。

門歯も全部抜いたんだな…と思いましたが、アビーの門歯って、元々目視では上下とも2本ずつしかありませんでした。

気付いたときにはその状態だったので、出会った頃にはもう無かったのかも?

無いように見えた門歯も、レントゲンで見ると根っこは残っているようなので、その状態は良くないので全部抜いたんだと思います。(この件は説明を聞きそびれました💦)

レントゲン写真

これだけしか歯が残ってなくて意味あるの?と思うかもしれません。

今回は想定外にたくさん抜くことになったので、手術時間を考えて全て抜かなかったのと、下の犬歯は薄い顎の骨とつながっているので、健康な犬歯を抜くのはリスクがあり、普通はしないようです。

それに、たった一本とはいえ犬歯が残っている事で、甘噛みされたときに歯の感触を感じられるんですよ✨

アビーにとっても、おもちゃなどに噛みついたときに少しでも噛んでいる感覚がある方がいいですよね。

なので、残っている歯は大事にしたいなと思っています。

抜歯後の口腔内の様子

抜歯前の状態と抜歯直後の手術痕の写真を載せておきます。

報告書にあった写真の元データを病院から頂いたものです。

ちょっと痛々しい画像になりますのでご注意を💦

右側・抜歯前
右側・抜歯後
左側・抜歯前
左側・抜歯後

右上は歯石がビッシリで歯の形も分かりづらいほど。。

上下とも犬歯が結構出てきています。

左側は抜歯後の状態がよく分かりますね。

黒っぽい糸で縫ってあるのが見えます。

こんなのが口の中にあったらそりゃあ不快だよね💦

左下の残った歯は、丁寧に洗浄・研磨されて白くなりました✨

研磨することで歯石が付きにくくはなっていますが、それもしばらくの事。

今後はこの歯を守っていかないと!

抜歯手術の費用は?

気になる抜歯手術の費用です。

術前の検査も結構かかったので、内訳を載せておきますね。

【術前検査の費用】

内容単価
(円)
数量金額
(円)
採血料5001500
血液血球検査2,00012,000
血液化学検査6,00016,000
X線検査(2枚まで)5,00015,000
X線検査( 以降)1,50023,000
猫用 proBNP検査(心臓病検査)4,5001 4,500
小計21,000
消費税2,100
合計金額23,100

心臓検査は当日急遽やる事にしましたが、そこそこ単価が高い検査だったのね💦

まあ、アビーは数年間健康診断を受けていなかったので、あらゆる検査をしてもらえて良かったです。

では、いよいよ抜歯手術の費用です。

【抜歯手術の費用】

内容単価
(円)
数量金額
(円)
コンベニア基本料金(抗生剤)4,5001 4,500
デュロテップMTパッチ2.1mg(鎮痛剤)3,00013,000
犬歯抜歯5,000315,000
抜歯2,5001435,000
歯石除去 ~10kg15,000115,000
ネッカーCat(カラー貸出)1,0501 1,050
小計73,550
消費税7,355
合計金額80,905

かなりの本数を抜いたので覚悟はしていましたが、やはり結構かかりました💧

術前検査と合わせると合計で約10万円。つ、辛い。。。😭

抜歯とはいえ手術なので費用は高額になります。

歯石除去だけでも、麻酔をかけての処置になるので数万円はかかると思いますが、抜歯に比べると費用も猫ちゃんの負担も全然違います。

歯石がビッシリになると手遅れなので、早めに一度診てもらうと安心かもしれません。

わが家の他の子達も口の中はいい状態ではないので、アビーのようになる前にちゃんと診てもらわないとなぁ。

家で出来るデンタルケアについても考え直す必要がありますね。

ちょっと試しているものもあるので、そのうちご紹介できればと思います。

以上、アビーの歯科治療についてのご報告でした。