猫が人を踏んづける心理
猫に踏みつけられる・・・下僕であるニンゲンならありがたや~と受け入れるべき行動かもしれませんが、急にお腹を踏まれると結構苦しいし、なんでわざわざ踏んで行く!?と突っ込みたくなることもあります。
猫が人を踏みつけるのはなぜか?その心理を考えてみました。
4割の飼い主が猫に踏まれている?
先日、ねこのきもちでこんな記事を目にしました。
これによると、猫の飼い主さんの約4割が”猫に踏まれるタイプ”だという事です。
猫が人間を踏みつける理由として、アンケートの内容から紹介されていたのは次の4つ。
- かまって欲しい
- 近道したい
- 踏み台として利用
- ベッドのようにふみふみしている
かまって欲しいから、というのは当てはまる事があって、寝ているときに鳴きながらなるとが乗っかってくるときはまさにそう!
『早く起きろ~!ゴハンをよこせ~!』と言っているのがハッキリ分かります💨
踏み台として利用されたことも確かにありますね~。
つみれだったと思いますが、ソファ経由でキャットウォークに飛び乗るときに、たまたま近くにいた私を足掛かりにジャンプしたので、結構な引っ掻き傷を頂きました。。
うちの子たちはそもそもあまり毛布などでふみふみしないので、これをやられたことはないですが、飼い主さんの背中に乗ってマッサージでもするかのようにふみふみする姿はとっても可愛いですよね~😊
なぜ猫は人を踏みつけるのか
猫がわざわざ人間を踏んづけるのはなぜか?
ねこのきもちの記事の中で、哺乳動物学者・今泉忠明先生は次のように解説されています。
本来、猫は夜中から朝方までの狩りに体力を要するため、日中は極力省エネモードで行動します。その名残で、飼い主さんを飛び越えるのも遠回りするのも体力を消耗すると本能で感じ、距離が短くて楽な、踏んづける道を選んだのでしょう。意地悪をしているわけではありません。
つまり、『猫なりの苦渋の決断』だというんです。
確かに、たまたま通り道の途中でニンゲンが寝っ転がっていたから、歩く動きの流れで踏んで行った、という感じのことは多いです。
わざわざエネルギーを使って飛び越えることもない、という感じでしょうか。
でも、寝っ転がっているのがニンゲンでなく猫だったら?
猫が猫を踏みつけて歩いて行くところなんて見たことがないような・・・?
もちろん、人間に比べて猫は小さいので、跨ぐのが苦じゃないというのはあるでしょうけど、私が思うに、猫どうしだとケンカになるのが分かっているからしないんじゃないでしょうか。
つまり、ニンゲン(飼い主)は踏んでも怒らない、モノと同じ存在。
”甘えている”といえば聞こえはいいですが、要は”ナメている”んじゃないかと。
人を絶対に踏まない猫もいる
因みに、わが家にはニンゲンを決して踏まない猫がいます。
そう、ご想像の通り、アビーです。
アビーはニンゲンが寝っ転がっていて進路を塞いでいても必ず飛び越えていき、絶対に踏んづけないんです✨
思えばアビーは、床に置いた紙の上や閉じたノートPCの上など、自分なりに”乗っても大丈夫なもの”と判断したもの以外は避けて座ります。
歩くときにはそういったものも避けて歩くし、ガサツに踏んづけるなんてことをしない。
お上品だからなのか、怒られるようなことを避けるクセが付いているのか分かりませんが、そこは息子たちとは明らかに違う点ですね。
アビーは小さくて可愛らしいので、逆に踏んで欲しいとさえ思う事がありますが、絶対に踏んでくれないんです~😙(変態)
きっとアビーはニンゲンをナメていないんでしょうね。
これまでの色んな経験からくるものなのかもしれません。
そんなアビーが愛しくてたまらない!
もちろん、平気で人を踏みつける3兄弟たちも、それはそれで可愛いんですけどね。