エリザベスカラーもいろいろ
アビーの抜歯後、口の中の縫合糸を引っ張ったりしないように、しばらくエリザベスカラー生活でした。
カラーは猫にとってすごくストレスになるので、少しでも快適に過ごさせてあげたいと、いくつかのタイプを試しました。
今回はそれらについてご紹介したいと思います。
病院で貸し出されるのはオーソドックスなハードタイプ
エリザベスカラーは、正式には『ネッカー』や『アニマルネッカー』といいます。
手術やケガをしたとき、傷口を舐めたり噛んだりしないように首に巻く犬・猫用の道具です。
これを巻かれると、たいていの猫ちゃんワンちゃんは身動きが取れなくなったり、ごはんを食べなくなったりと、ハンパないストレスを感じるようです。。
病院で貸してもらえるのは一番オーソドックスなプラスチック製のハードなもので、スナップボタンで固定するタイプ。
色は半透明のものが多いと思いますが、ケースによるのかたまに青い色が付いているものも見かけます。
機能性に問題は無いんですが、少しでもストレス軽減になればと色んなタイプのカラーが販売されています。
ドーナツ型のソフトカラー
アビーの抜歯が決まって、事前に用意していたのはこちら。
ドーナツのような形をしていて、スポッと頭を通し、紐で適度に締めるタイプ。
柔らかくて不快感が少ないので枕にして寝る猫ちゃんもいるとか、視界を遮らないのでストレスが少ないとか言われています。
SNSでもよくおススメされていたので買ってみました。
実際着けてみると、首周りに大きなものをぶら下げるような形になるので、歩くときにちょっとした段差にも引っ掛かって動きづらそう。。
それにこれ、絶対トイレで汚れる!
クッションみたいなものなので、洗ったら乾かすのに時間かかるしなぁ。
抜歯後の場合、口に脚が届く事はもちろん、角に顔を擦り付けるのも避けたいので、この形状では意味が無いかも…💧
という事で結局これは使わずに、最初は病院から借りたもので過ごしていました。
首元が柔らかい素材のハードタイプ
やはりアビーもカラーによるストレスはすごく感じていたようで、着け外しのときに鳴いて嫌がっていたし、着けると拗ねたような顔をして固まる…😓
同じ形でも、首周りが柔らかいものなら少しはマシかな?と、次はこんなものを購入しました。
首周りに広めに布を付けてあるので柔らかく、ぶつかったときの衝撃が和らぐんだそう。
Amazonですごく安かったので洗い替えに2つ購入し、すぐに届いたので早速着けてみました。
柔らかそうなのは良かったんですが、ちょっと首周りがキツそう…💦
スナップボタンの間隔が広くて、ひとつずらすとユルユルなので一番小さいところで留めていましたがやっぱり少しキツイ。
本来は指一本分くらいの隙間がないといけないんですが、ギリ入らないくらい。。
『ゆるポチ』という、首周りだけサイズを微調整できる道具が付いていましたが、うまく調整できませんでした。。
透明度が低くて視界が悪そうなのと、スナップボタンがプラスチックで若干留めづらいのが気になり、もう少し高くてもいいからアビーに合うものを見つけたいと感じました。
クリアな視界でストレス軽減
色々見ていて良さそうだと思ったのが、ゴロにゃんさんのオリジナル商品。
これの良いところは、何といっても透明度が高いところ✨
視界がクリアになることでストレスが軽減される場合があるようです。
アビーがごはんを食べないのはカラーによるストレスが大きいと思われるので、もうこうなったら色々試してやろう!と購入してみました。
まず、見た目はダントツに可愛いです✨
首周りと縁を可愛らしい生地で保護されているんですが、首元のものはCAT LIGHTという光触媒の生地を使っており、抗菌・消臭・防汚に優れた効果があるんだそう。
スナップボタンが小さめで、上下一個づつ(1連)しか留めないので外れやすいという口コミもあったんですが、ウチのは大丈夫そう。
2連3連でがっつり留めるとボタンの部分が円形にならず、いびつな形になって窮屈そうなんですが、それがなくきれいな円形になるのでむしろいい感じ。
ちょっと残念なのは、アビーには首周りのサイズがピッタリでなかった点。
サイズ表を見て購入したんですが、真ん中がジャストのはずが少し緩く、一番小さいところにするとキツイので、少し緩めで着けていました。
軽く引っ張っても抜けなかったのでそのまま使っていましたが、首を動かすとカラーも若干動くので少し歩きづらそうでしたね💦
カラーのサイズってなかなか難しい。。
結局、カラーを変えることで食欲が戻ったりという事はなかったので、アビーにしたらどれでも一緒だったかもしれませんが、実際に着けてみないと分からない事も多いので、今回色々試せて良かったなーと思っています。
術後やケガのときはただでさえ痛みなどで気が立っているので、そんなときにいきなりカラーを着けるより、事前に用意して慣らしておくのもいいかもしれませんね。