ある日の憂い事
最近、またちくわの粗相のことで思い悩んでます。
週末色々あってすごく疲れていて、日曜の夜は早めに寝ました。
そんな夜に限って、ちくわの粗相が炸裂するのです。。
寝てから2時間足らずで最初の粗相、その後はほぼ1時間おきに騒いだり粗相したりで起こされてしまい、ほとんど眠れませんでした。
こういう状況を聞くと、大抵の人は何か腎臓に問題があるんでは?といいます。
確かにその可能性は否定はできませんが、これまでのちくわとの付き合いやその性格から、これは明らかな抗議であることが分かるんです。
ちくわは若猫の頃からずっと粗相癖のある子でした。
誰よりも神経質で、人への依存度が高くて、感情的で我慢ができない。
粗相という形で人間に不満を訴えているんです。
ちくわはなかなか落ち着いてくれず、私も眠れなかったので、5時くらいに起きてしばらくちくわに付き合いました。
ウロウロ歩いているので、一緒に散歩しようか、と部屋中を歩き回りました。
そのうちちくわは楽しくなったみたいで、興奮してはしゃぎ始めました。
そう、ちくわは一緒にいるだけで嬉しいんです。
相手をしている間はすごく可愛らしくていい子なんですよね。
ちくわが起きているときに起きて遊び、寝ているときに寝られれば何の問題もないんだと思います。でもそんなことはできないし。
ちくわが心穏やかに過ごせるために色々してあげたいけど、自分にできる事は限られてる。
ちくわは本当に幸せなのかな。いつも何か不満に思って辛くないのかな。
そんな事を考えていたら、何だか申し訳なくなってきて、寝不足と早朝のうら寂しさから涙が出てきました。。
こんな事を言ったら怒られるかもしれませんが、難しい子どもを育てている親の気持ちってこんな感じなのかな…。
私が精神的に大人なら、こんなに悩まないのかも。。
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と、ここまでを昨日書いていましたが、今は気分が落ち着いています。
夕べちくわは粗相しなかったし、今も穏やかな顔をして私の傍で寝ています。
この記事は出すのをやめようかとも思いましたが、こんな風に考えていた自分を記録しておくのもいいかなと。
共感してくれる人もいるかもしれないし。
いずれにせよ言いたいのは、これから猫を迎えたいと考えている人にはじっくり考えて頂きたいのです。
猫を育てる、共に暮らすうちには、想定外の色んな事が起こるものです。
思い描いた猫ライフとは全く違ったものになるかもしれません。
『親になる』のと同じくらいの覚悟を持って迎え入れて欲しい。
なので、私は簡単に猫と暮らすことをお勧めしませんし、出来ません。
ただひとつ言えるのは、猫が与えてくれる幸せは想像以上だということ。
私は今、猫と暮していてすごく幸せだし、四者四様な猫たちの誰が欠けてもダメなんです。
至らない私だけど、猫たちが穏やかに暮らせるように精一杯悩んで、喜んで、愛情を注いでいきたい、なんて思った昨日今日なのでした。