本のご紹介~教養としての猫~
わが家のなるとの写真が本に載りました✨
本のタイトルは、『教養としての猫 思わず人に話したくなる猫知識151』富田園子/著
タイトルの通り、猫の歴史や文化、身体的特徴など、猫のありとあらゆる情報がこの一冊にまとめられているとっても面白い教養本です。
さて、なるとのどんな写真が載っているかといいますと・・・
コチラ!
え、これだけ?と思われたかもしれませんが、そう!これだけです!
もはやなるとかどうかすら分からないし、歯肉炎も気になる写真ですが…😅
でもですね、これ結構貴重な写真なんですよ!
以前書いたフレーメン反応の記事で載せたものなんですが、フレーメン反応を引き起こす”ヤコブソン器官につながる穴”が写っているんです。
詳しい説明はこちら
口の中なのでなかなか写真が撮れないらしく、上の記事を見られた著者の富田園子さんから直接メールを頂き、写真を掲載していただくことになったんですよ~。
たったこれだけの写真提供ですが、なんとこちらの本を頂けることになりまして。
まだ発売前ですが、今日届いたんでちょっとご紹介しちゃいます✨
まずは表紙。
人気のねこイラストレーターnananaさんの可愛らしいイラストときれいな紫色が印象的です。
見てください!この厚み!
オールカラーで224頁もあるので、A5のコンパクトサイズながらかなりのボリューム感です✨
内容は、大きな章としては次の6つ。
- 猫の起源をひもとこう
- 知るほどおもしろい猫種と毛色
- おどろきの身体能力
- おどろきの生態と行動
- 歴史や文化と猫との関係
- 猫に好かれる人間になる
どれもこのブログでも取り扱ったことのあるテーマですが、観察対象がわが家の猫だけであとはネットなどの情報から勝手に考察しているだけの当ブログとは違い、情報の量ときめ細かさがスゴイ!
それもそのはず、著者の富田園子さんは、猫雑誌の編集統括を8年務められたのちに独立、私も尊敬する哺乳類動物学者の今泉忠明先生に師事し、現在日本動物科学研究所に所属する動物のプロ。
猫に関する本を多数執筆されている『猫のプロ』なんです。
富田園子さんの著書では、こちらを以前当ブログで紹介したことがあり、当然私も持ってます。
そんな方からお話を頂けてとっても感激しました(口の中の写真を提供しただけですけど^^;)。
この本の素敵なところはその情報量だけではありません。
オールカラーと言いましたが、表紙だけでなく中の挿絵も人気の猫イラストレーター4人が担当されていて、すごくキレイで可愛いんですよ~✨
豊富な挿絵のおかげですごく読みやすくなっていますし、これ一冊読み終えた頃にはすっかり猫博士になっている事間違いなしです👍
発売予定日は11/14、現在予約受付中で、先着購入特典で特製のしおりが付いてきますので、気になる方はお早めにチェックしてみてください。
ブログをやっていると思いがけないお話を頂くことがあります。
今回もこんな素敵な本に写真を載せて頂いて、ほんのちょっとですが執筆のお役に立てたことがとっても嬉しいです😊
なるとの写真が載っているとかは関係なく、大事にしたくなる本だと思いました。
一家に一冊、猫バイブルとしてお手元に置いてみてはいかがでしょうか。