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ビニールを食べる猫

2019年6月14日
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ポリ袋などのビニール状のものを食べてしまう猫って結構いますよね。
美味しくもないだろうに、一体なぜそんなものを食べてしまうんでしょうか?

その理由として考えられることをまとめました。

わが家の困ったビニール好き

うちのちくわは、ビニール袋食いの常習者。

買い物から帰って来てちょっと置いておいた袋や、お肉のパックを出した後の透明な袋、汚物用のオムツ消臭袋など、カサカサしたビニール袋に目がありません😖

宅配の荷物の中に入っていたエアー緩衝材を食べていて驚いたこともあります💦

こういうやつ

遊んでいて興奮して、とかではなく、完全にかじる目的でかじって食べてしまうんですよ😫

基本的に出しっぱなしにはしないようにしているんですが、引き出しからちょっと出ていただけで見つける目ざとさときたら💨

因みに、ゴミ箱にビニール袋を入れる際も少しでも端が出ていたらダメなので、筒状にしたクリアファイルをゴミ箱の中に入れ、そこに袋をかけるようにしています👍

何もない状態
筒状クリアファイルをイン
ここに袋をかけます

ビニールを食べた後は必ず吐くので、いい加減学習したら~💦と思うんですが、当猫はビニール袋を食べる事と吐くことの因果関係が分かってないんでしょうね。

すぐ吐けばまだいいんですが、丸一日経って吐いた事があって、そのときはさすがに胃が荒れたみたいで、しばらく元気がありませんでした😭

ビニールを食べてしまう猫ちゃんは結構いるようで、理由はいくつかあるそうです。

猫がビニール状のものを食べる理由

猫の習性

そもそも、ビニール袋のカサカサという音やふわふわと舞う様子は猫のハンター心をくすぐります😆

そして、猫は気になるものはとりあえず口に入れてみて食べられるかどうか判断します。

そのときに食感が気に入ったり楽しかったりすれば噛み続け、結果的に飲み込んでしまうようです。

おそらくちくわの場合はこれで、初めは遊びで噛んでいて、その感触が気に入ったんでしょうね。
最近私の髪の毛を舐める(噛む?)のも気に入ったようで、ちくわの前に頭を差し出すとムシャムシャします😆

健康状態に問題あり

寄生虫がいる、慢性消化器障害がある、ミネラル欠乏など栄養のバランスが悪い、というような健康上の問題から、ビニール袋のような本来食べられないものを食べてしまう事があるようです😨

また、ストレスが溜まってくるとこういう行動に出ることもあるとか。

たくさん遊んであげる、食事の栄養バランスに気を付ける、など、健康状態が改善されればビニールを食べるのを止める場合もあるようですが、長くこの状態が続いていると習慣として残ってしまうようですね😔

常同障害

猫が本来食べられないものを食べる行動を異嗜(いし)行動といいます。

カーテンや衣服など、布をしゃぶったり食べたりする行動が多く見られる事から、『ウールサッキング(意味:羊毛をしゃぶる)』とも呼ばれています。

昔実家で飼っていた猫がまさにこれで、フェルト生地のジャンパーなど、布物を食べて穴を開けていました😱

布に限らず、ゴムやビニール、砂などを食べる場合もあるようで、この行動は『常同障害』の一種と考えられているそうです。

常同障害とは、同じ行動を病的なまでに繰り返すもので、逆に何もせずジッと動かなくなる場合もあり、名前を呼んでもその行動を止めない病気です。

グルーミングをし過ぎて脱毛する、自分のしっぽを追いかけて出血するまで噛んでしまう、ウールサッキングなどが主な症状。
不安やストレス、欲求不満などが要因だと言われていて、薬物療法が必要なケースが多いそうです。

また、この障害は遺伝的要因も大きいようで、症状が出やすい猫種があるそう。
シャムやバーミーズ、シャム系の血が入った猫種など、アジア系の猫種に多いそうです。

布を食べてしまう子の場合は結構大変ですよね😔
部屋から布を無くすのはかなり難しいですし。

以前、あらゆる布を食べてしまう猫ちゃんの飼い主さんのブログを読んだことがあって、カーテンは全てブラインドにするなど、かなりの費用をかけて”布のない部屋”作りをされていました😲

それに対して、ちくわが食べるのはビニール袋だけ。
いや、そういえば落ちてるゴミもよく食べるなぁ・・・😅

すぐに捨てる、しまう、を徹底すれば異嗜は避けられます。

ちくわがワシャワシャかじっているのを見る度に、出しっぱなしにした事を反省💧

今後も気を引き締めてビニール袋排除に励みます❗

 

いたずら防止策のまとめ記事はこちら